14歳で適応障害の女性が年収700万の売れっ子Webライターに

14歳で適応障害。27歳で年収700万。
絶望から這い上がり、超売れっ子Webライターになった山口恵理香さんの仕事術を記した一冊です。

フリーランスとして、今では月に300本執筆する山口さんの歩んできた人生が描かれている作品です。

不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術【あらすじ・ネタバレ】

14歳で適応障害。27歳で年収700万円。
人脈やスキルがなくてもフリーランスで成功できる!
超人気webライターが月300本を生み出す時間管理術を大公開。
*生きづらさが原動力。「私らしく生きる。私らしく働く」*
不登校で、つらい思いをしている学生さん。
側で見守っているご家族。
感受性が強すぎて自分を受け止めきれずに、悩んでいる大人たち。
やりたいことが見つからずに、ずっとモヤモヤしている人。
すべての人にとって、本書が一歩前に進む
「小さなきっかけ」となりますように。

「Book」データベースより

中学校ではいじめられ14歳で適応障害、そして不登校に

著者の山口さんは中学校の頃、クラスにうまく馴染めず、クラスメイトからいじめを受けるようになりました。その影響もあってか、14歳で「適応障害」になり、辛く苦しい生活を送ることに。

「適応障害」とは、 ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。 たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりすることをいいます。

山口さんは適応障害をという結果を受け不登校になり、自分でネットで調べて見つけたフリースクールに通うことになります。そのフリースクールは不登校生を支援する施設で、自分のことを理解してくれる人に出会い、少しずつ気持ちを取り戻していきます。その後、不登校生でも通うことのできる高校に進学することに。クラスメイトと群れるのが苦手な山口さんは教室ではなく「職員室」に通いながらも、大学入試のため必死に勉強し、一般入試で見事合格しました。

大学時代にはボランティア活動に没頭するように、そのままNPO法人に就職するもうまく馴染むことができずに、わずか3カ月で退職。この先の転職活動に不安を覚えるも「フリーランスならマイペースに働ける」と気づいた山口さんはWebライターとして新しく走り出しました。

なぜ、彼女はフリーランスとして成功できたのか?

なぜ彼女はここから年収700万円の超売れっ子Webライターにまで成長できたのだろうか?自分の記事を印刷したものを片手に数多くの会社に営業をかけ、他の人とは違う自分ならではのライティングの魅力をアピールしたと書いているが、なぜそこまで本気になれたのか?

彼女は彼女自身のの考え方や価値観を非常にを大事にしていたからで。彼女は大学1年生のころから「Thank youノート」という自分で作ったノートをつけていました。それは、病気で入院生活をしていた時も、思うようにならないことがあっても、その中にあるどんな小さな幸せも書き出し、それに対する感謝を綴るノートでした。普通の暮らしをしていた時には気づかない小さなこと。それは決して当たり前なことではない。だからこそ感謝をする。それを彼女自身の気持ちで文字にし、自身を安心させる「宝物」のようなものになっていました。

人との関りや群れるのが苦手な彼女は、なるべく女子会などの集まりは避けたり、定期的に人間関係を見直したりしています。自分に嘘をついてまで関わっている人間関係を断ち切り、自分の心を優先した環境を保つことを心がけている。月経のリズムに合わせてゆっくり起床してもよい日を作ったり、調子が悪い日は「最低限の作業ができればOK」と考えるようにもしている。

彼女は作中で「今でも適応障害とともに生きている」と言っています。そんな今でも、日々の小さな幸せは忘れることなく感謝し、自分の体と心を大切にして、無理をせずに居心地の良い場所を作ってゆっくり過ごす。そんな自分の価値観を大事にする姿勢が多くの人を魅了し、愛させる理由なんだと思います。

感想

学生時代にいじめに遭い、適応障害となった山口さんが入院して病室で「うれしい」という感情がでた話に泣きそうになってしまいました。

中学生にこんな思いをさせていること、自分には何もできない無力さ、色んな感情が混ざり、言葉を失いました。

壮絶な人生を歩んでいる、だからこそ山口さんの文章は力強く、そして何とも優しい言葉で構成されているように感じます。

自分のつらいことや苦しい経験なんて、全然なんてことない。
ここにもっとつらい経験をしているのに強く生きている人がいる。

今の私にはこの本で感じるものが多すぎました。
一つ一つのことに感謝しながら、自分のペースでありのまま進んでいきたいと強く思えた作品です。

ぜひ、読んでみてください。

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