日本人の間違ったAI知識とは【AIvs教科書が読めない子どもたち】あらすじ内容・感想|新井紀子

AIが仕事を奪うは本当?嘘?
数年前からよく耳にするようになったAI。日々進化を続け、チェスや将棋などプロに勝ったというニュースが話題にもなっている。
生活でも、あらゆる場所で使用され、スマートフォン一つにしてもすごい進化を遂げている。

数年後には数十年後にはシンギュラリティ(人工知能が人間の知能を追い越す)が起こると言われている。

そんなAIについてだが、勘違いしている人も多いのではないでしょうか?
というのも私がその一人だったからであるが、この本を読むまで知らなかった新事実や間違っていたことなどが多すぎました。。。

「AIに仕事を奪われる」と言いますが、それは本当なのかどうかこの本の内容をまとめてみたので参考にして下さい。

この本の評価
新しい発見
(4.5)
内容の秀逸さ
(4.0)
読む価値
(4.5)
おすすめ度
(5.0)
総合評価
(4.5)

本書が伝えたいこと

  • AIへの間違った認識
  • シンギュラリティはこない?
  • AIには超えられない壁がある

AIへの間違った認識

AIとは artificial intelligence の略で人工知能を指します。

人工知能というからには、人間の一般的な知能と全く同じか、それと同程度の物でなくてはいけません。しかし、実際問題、そうなっていないのが現実です。

人工知能の完成形、いわゆる最終目標は人間の知的活動をすべて四則計算で表現することです。完全にできなくても「表現できている」と思えるようにすることですが、現実的ではありません。人間がどう考えて、その時の脳は…などを数学的に証明することができないからです。

そもそも普段よく耳にする「AI」とは厳密には「AI技術」のことで真のAIではありません。「AI技術」とはAIを実現するための技術なのですが、多くの人が「AI」と勘違いしているのです。

シンギュラリティはこない?

シンギュラリティ(人工知能が人間の知能を超える=技術的特異点)が起こるという話もよく耳にするが、「AI技術」ではなく「真のAI」が人間の知能を超えることがあるのか甚だ疑問である。

「真のAI」が近未来の間に作られることはほとんどあり得ない話なので、シンギュラリティが起こる可能性も低いだろう。

AIには超えられない壁がある

「真のAI」が作られない理由はAIには超えられない壁がいくつかあるからです。

人間が何気なく行っている行動は、AIにとってはとても複雑になります。
冷蔵庫に入っている缶ジュースを取るといった行為だけでも、どこに缶ジュースがあるのか「冷蔵庫だ」、冷蔵庫はどこにあるのか「台所だ」、冷蔵庫はどうやって開けるのか、缶ジュースはどの部屋に入っているのか、奥に入っていたら手前のものをどう避ければいいのか、もし缶ジュースがなかったらどうするのか…

人間が当たり前に行う行動一つがAIにはとてつもない複雑なものなのです。
他にもいくつか今の技術ではこえられない壁が紹介されています。

まとめ 

AIについて間違って認識していたことに気づけて良かった。
この記事では触りしか紹介できていませんが、本書には細かく新井さんが解説してくれています。数学的なものの見方が一冊で分かる、とても勉強になる本でした。

今後の「AI技術」に仕事が代替するであろう職種や「AI技術」には何ができて何ができないのか、実験的プロジェクトを交えて書かれているので、頭に入ってきやすいと思います。

正しい教養を身につけて今後の未来に備えたいですね。

ぜひ、読んでみてください。 

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